Amazon Echo Showシリーズがインターネット・wifiに接続できない時の解決方法について解説してきます。
Amazon Echo Showが接続できなくて困っている人は参考にしてみて下さい。
トラブルシューティングのコツ
Echo showが上手くネットのサービスを利用できないときのトラブルシューティング際のチェックポイント4つを説明します。
このトラブルの調べ方でも同じことなのですが、こういったチェックを行なう時の基本中の基本は「調べるポイントは1つずつ」です。複数の条件をいっぺんに変更するようなことは絶対にやらない、これが最大のコツです。
手順が多くなっても1つずつ条件を潰していくこと。結果的にこちらの方法を取る方が結論に早くたどり着けます。
では順番に確認ポイントを見ていきましょう。
回線は大丈夫か
ルーターから先、ユーザーの領分じゃないところがきちんと生きているかをチェックしてみましょう。
Echo ShowシリーズはWi-Fi経由でインターネットに接続します。そこの確認のためにスマートフォンで自宅のWi-Fiアクセスポイントを使ってネットにアクセスしてみましょう。スマホでもネットが使えなければ回線に不調があります。
光ファイバーの部分のチェックはフレッツ光ならNTT、auひかりならKDDIの担当です。さらにその先、インターネットとの接続は契約されているプロバイダーの仕事ですので、それぞれのメンテナンス情報をチェックしてみましょう。
例えばフレッツ光の物理的な回線自体の確認はNTTの故障窓口で電話対応もしてもらえます。ルーターに繋がる光ファイバー部分まで確認してくれます。
ルーターを再起動してみる
回線側が何でもないようなら、今度はルーターがきちんと稼働しているかどうかがチェックすべきポイントです。ルーターの再起動を試みてみましょう。
今はルーターも小さなコンピュータで、汎用OSの上でルーター用ソフトウェアを動作させることで全体としてルーターの役目をさせています。当然バグなども残っていますから、様々な条件が重なると動作が不調になることもあります。
多くのルーターはユーザーが考えているよりもずっと高い頻度で「落ちます」。この点をしっかり覚えておいてください。
無線LANアクセスポイントを再起動してみる
Wi-Fiルーターをルーターモードでお使いなら、前の節のルーターの再起動で一緒に無線LANアクセスポイント部分も再起動されるはずですので、この手順はスキップしてください。
ルーターと別の無線LANアクセスポイントを使っている方は、こちらの再起動も試してみてください。こちらもダウンするときにはダウンします。何もせずともずっとノートラブルで動き続けてくれる機材ではないのです。残念ながら。
Echo Showを再起動してみる
そして最後にEcho Showがどこかで不調になっていないかも確認します。見た目上、普通に画面が表示されるように見えても、内部の重要なソフトウェアのコンポーネントが落ちている可能性もあります。
Echo Showの再起動も試みてみましょう。
Echo Showのネット接続が安定しないときには
Echo showのWi-Fi機能は二つの電波の周波数に対応できるように作られています。古くから使われてきた2.4GHz帯のものと新たに規格化され使われるようになった5GHz帯の電波です。
このうち2.4GHz帯の電波はBluetoothや無線キーボード、無線マウスでも使われています。また電子レンジで使う「マイクロウェーブ」の周波数とも近く、これらの電波と干渉を起こします。
この干渉が起こると通信速度が低下するだけではなく接続自体が不安定になるケースがあります。
このためEcho Showで使うWi-Fiは5GHz帯にするのがオススメです。他の機材との干渉をなくして安定した接続がしやすくなります。
ただ5GHz帯の電波にも弱点はあって壁や床などの障害物で減衰しやすい特性があります。Wi-Fiアクセスポイントとの距離なども考えないといけないケースもあるかもしれませんね。そういった場所では「Wi-Fi中継器」や「メッシュWi-Fi」の導入も考えてみてください。
Amazon Echo Showシリーズがインターネット/wi-fiに接続出来ないときのチェックポイント4つ 記事まとめ
チェックポイントをおさらい。
- 回線は大丈夫か
- ルーターを再起動してみる
- 無線LANアクセスポイントを再起動してみる
- Echo Showを再起動してみる
- Echo Showのネット接続が安定しないときには